顔のシミを消すレーザー治療ガイド

悩ましい顔シミを取って明るい肌を取り戻そう!

顔のシミ

顔にできるシミを種類別に分けてご紹介。シミができる原因や、レーザーや処方薬を使った積極的な治療法についても解説します。

顔のシミの種類

こちらでは、顔にできやすい5つのシミについて解説。老人性色素斑そばかす肝斑炎症性色素沈着母斑に分けて原因や治療法をまとめました。

老人性色素斑とは?

代表的なシミとして、老人性色素斑が挙げられます。これまで浴びてきた紫外線の影響が加齢とともに表面化し、早ければ30代頃からシミが現れはじめます。初めのうちはうっすらとした茶色ですが、しだいに黒くなっていくのが特徴です。

老人性色素斑の原因

これまでに浴びてきた紫外線が原因です。紫外線にさらされると皮膚のメラニン細胞が活性化し、肌を守るためにメラニン色素の量が増えます。そうやって過剰に作られたメラニンが色素沈着するため、シミになってしまうのです。

老人性色素斑の治療方法

老人性色素斑は、もっともレーザー治療の効果が現れやすいタイプのシミです。

Qスイッチレーザー

老人性色素斑の治療にもっとも推奨されているのが、Qスイッチレーザーを使った方法。Qスイッチレーザーは症例が多く安全性が高い治療です。照射後には色素沈着が起きて余計に濃くなってしまいますが、およそ半年でほとんど目立たなくなります。

レーザーフェイシャル

Qスイッチレーザーと比べると威力が劣るレーザーです。しかし、そのぶんダウンタイムが短くなるので、ダウンタイムをなくしてゆっくりと治療を進めたい場合におすすめです。

IPL(フォト治療)

強いパルス光を照射する方法です。レーザーよりも照射エネルギーが低いため、そのぶん治療が長引くこともあります。メラニン以外にも反応するので、肌全体の若返り効果をもとめている方にぴったりです。

フラクエル3

とても小さな穴を皮膚にいくつも開けていく治療法です。特に、そばかすのようにシミが散らばっている老人性色素斑には効果的な治療法です。

そばかすとは?

鼻を中心にちらばるようにできる3~5ミリ程度の小さな色素斑です。遺伝的な要素が強いためか、再発しやすいのもそばかすの特徴。子どものころにでき始めて思春期にもっとも濃くなり、その後はだんだん薄くなっていきます。比較的色白の方にできやすい傾向があります。

そばかすの原因

遺伝的な要因が強く、両親から色白な肌を受け継ぐと思春期にそばかすができやすくなると考えられています。また、肌質が遺伝していなくても紫外線を浴びすぎるとそばかすが増えたり濃くなったりすることがあるようです。

そばかすの治療方法

そばかすも紫外線が大きく影響するので、レーザー治療が効果的です。

シミ治療にもっとも効果を発揮するレーザーで、そばかすにも効果が高い治療法です。照射したところには赤みが出てかさぶたになってしまいますが、ほとんどの場合1回の照射で治療が終わります。シミだけに効果があり、肌のくすみはとれません。

IPL(フォト治療)

Qスイッチレーザーよりも照射エネルギーは低いものの、顔の赤みなどのダウンタイムがほとんどなくなる治療法です。Qスイッチレーザーがシミだけを除去するのに対して、IPLは肌のくすみにも効果があります。

トランサミン

トラネキサム酸と呼ばれる成分で、そばかす改善や肝斑の治療に使用される薬です。

ビタミンC

色素沈着予防やコラーゲン生成のサポートを促す処方薬。トラネキサム酸と一緒に処方されることが多い薬です。

クリーム

「ネオケア」と呼ばれる肌のターンオーバーを促進する強力な薬や、「レチンAクリーム」と呼ばれる肌のピーリング効果があるクリームなどを塗りメラニンが蓄積した肌を取り除きます。

肝斑とは?

肝斑は、顔の左右対称に同じような形で現れる特徴的なシミです。目の周りには表れず、頬の骨に沿って広がります。30~40代の方に表れやすいシミですが、60歳以降になると症状が軽くなるケースが多いようです。

肝斑の原因

原因はいくつか考えられますが、紫外線と女性ホルモンの影響が大きいといわれています。妊娠中やピルの長期間服用中、心理的要因や肝機能障害によってホルモンバランスが乱れると悪化しやすいようです。そのため、ホルモンバランスが整ったときに肝斑が薄くなることもあります。

肝斑の治療方法

肝斑の治療にレーザーを用いることはほとんどありません。紫外線によるシミの治療にはレーザーが効果的なのですが、肝斑にレーザー治療を行うと色素沈着が強くなり、肝斑を悪化させてしまう可能性があるからです。

トランサミン

肝斑の治療には、トランサミンを使うのが一般的です。1~2ヶ月間、継続的に飲み続けることで肝斑が薄くなっていきます。

ビタミンC

ビタミンCには、色素沈着を防いだりコラーゲン生成のサポートをしたりする働きがあります。トラネキサム酸と組み合わせて処方されることが多いようです。

ハイドロキノン

メラニンの生成を抑制する強力な美白剤です。トラネキサム酸と併用することで、肝斑の治療が促進されます。

ケミカルピーリング

肌のターンオーバーを促進させ、メラニンの排出を促す方法です。

炎症性色素沈着とは?

ニキビや肌荒れ、外傷を受けた場所がシミになってしまうことがあり、これを「炎症性色素沈着」と呼びます。ニキビ跡や傷跡がそのままシミになるので決まった形はありません。主に褐色のシミになりますが、炎症の度合いによって濃さが変わります。

炎症性色素沈着の原因

ニキビを潰したり肌を強くこすったりすることで、肌が炎症を起こして色素沈着してしまうのが原因です。強い刺激を受けた肌は色素細胞(メラノサイト)が活性化してメラニンを生成し、肌を守ろうとします。過剰生成されたメラニンがニキビ跡や傷口に沈着することでシミになってしまうのです。

炎症性色素沈着の治療方法

炎症性色素炎はそのままにしておいても消えることがありますが、できるだけ早く消したい場合はターンオーバーを促進させるような治療が効果的です。

Qスイッチレーザー

炎症後色素沈着は1年以内に目立たなくなるものですが、もし1年を過ぎてもシミが目立つ場合は色素が真皮に沈着している可能性があります。その場合はQスイッチレーザーが効果的です。しかし、その部位だけ色素を失ってしまう可能性もあるため、真皮にメラニンが沈着している場合にだけ使用されます。

トランサミン

肝斑の治療によく使われる内服薬ですが、炎症後色素沈着にも効果があります。トラネキサム酸だけで良くなるわけではないので、他の治療法と併用すると良いでしょう。多くの場合はビタミンCと一緒に処方されます。

トレチノイン

角質を剥がし、皮膚の細胞を促す成分です。沈着したメラニンの排出を助けるため、炎症後色素沈着にも効果的です。

母斑とは?

母斑とは、いわゆるアザのことです。顔の周りにできる母斑は「大田母斑」と呼ばれ、目のまわりを中心に、青や灰色がかった褐色のアザが現れます。生まれつきアザがある場合が多いですが、成長するにつれて徐々に大きくなっていく場合もあります。保険適用で治療が受けられるのも特徴です。

母斑の治療方法

太田母斑の治療は、ほとんどの場合レーザーを用いて行われます。レーザーは色素に反応する性質を持っているため、青みがかったアザのような太田母斑には効果的なのです。

Qスイッチレーザー

Qスイッチレーザーは色素を太田母斑は真皮までメラニン色素が沈着しているため、出力の強いQスイッチレーザーが効果的です。目のまわりに表れることが多いので、場合によってはゴーグルや専用のコンタクトレンズを着用する必要があります。

真皮にまで沈着している色素を消すので、1度の照射では終わりません。数ヶ月おきにレーザー照射を繰り返し、徐々に薄くしていきます。

QスイッチレーザーはYAGレーザールビーレーザー、アレキサンドライトレーザーの3つに分けられますが、太田母斑の治療に関してはほとんど効果の差はありません。ただYAGだけは保険適用外なので気をつけてくださいね。

 
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