顔のシミを消すレーザー治療ガイド

悩ましい顔シミを取って明るい肌を取り戻そう!

ルビーレーザー

ルビーレーザーは、メラニンに対する吸収率の高さに対して周辺組織への吸収率が低いレーザー治療方法です。レーザー治療による火傷や炎症といったリスクが低いため、安全性には定評のある治療方法とされています。

メラニン色素にピンポイントで作用するルビーレーザー

ルビーレーザーは、メラニンだけにレーザー光を照射するシミ治療方法のことです。

ルビーレーザーの治療のメカニズムや、メリット・デメリット、治療の後で気を付けたいポイントについて見ていきましょう。

ルビーレーザーの特徴

ルビーレーザーは1990年に開発されたもので、シミをはじめアザやタトゥー、色素沈着など、ピンポイントな治療に効果的とされています。

レーザー治療と言えば、メラニン色素に反応する光を照射して除去するのが一般的。その中でも、ルビーレーザーはメラニン色素に吸収されやすいという特徴があり、ピンポイントでメラニン色素のみにダメージを与えてシミを治療することができるのです。

メラニンへの吸収レベルが高いルビーレーザーは、反対にコラーゲンやヘモグロビンの吸収率がとても低い傾向にあります。そのため、メラニン色素以外の重要な皮膚組織を傷つける心配がなく、安心してシミ治療を受けることができます。周辺の皮膚に炎症ややけどの心配はほとんどありませんのでご安心ください。

施術の痛みは、輪ゴムではじかれたくらい。我慢できる程度の痛みですが、必要なら麻酔も行ってもらえます。痛みの苦手な人は、あらかじめカウンセリングで相談してみると良いでしょう。

他のレーザーとの違いは、治療を何回も重ねる必要がある点。他のレーザー治療だと1回でシミ消しの効果があらわれますが、ルビーレーザーの場合は治療の回数を重ねないと効果が実感できません。

また、ルビーレーザーは肝斑に照射すると逆にシミが濃くなってしまい、逆効果になるため要注意です。

ルビーレーザーでの治療が向いているシミ

老人性色素斑

老人性色素斑というのは、加齢によってあらわれるシミのことを言います。紫外線や外傷などのダメージが原因で発生したメラニン色素によるものです。多くの人のいろんな部位にあらわれるのが特徴ですね。

老人性色素斑のもとはメラニン色素ですから、メラニンの吸収率が高いルビーレーザーで治療するのが一般的です。顔などの皮膚の薄い場所でも、レーザーの照射時間を減らすことで皮膚の安全性を高めることができます。

そばかす

そばかすとは、頬の上部分から目の周りにかけて散らばっている茶色の斑点のことです。「雀卵斑(じゃくらんはん)」とも呼ばれています。

そばかすは、紫外線によって発生したメラニンの他に、遺伝によってできるケースもあります。また、肌の色が白い人に多く見られます。

紫外線はともかく、遺伝でできるそばかすはルビーレーザーで除去した方が効率的です。

外傷などによる色素沈着

外部的な刺激によって肌にダメージが蓄積されると、肌に色素沈着が起きます。例えばニキビを潰したり、メイクが合わなかったり…といった外傷です。

外傷による色素沈着は内服薬や外用薬(塗り薬)で対処することも可能ですが、メラニンが濃くなっていればルビーレーザーで除去してしまうのが効果的です。

花弁状色素斑

花弁状色素斑とは、背中を中心として肩や胸、腕などに花びらのように散らばったシミのことを言います。海水浴やプールなどで強烈な紫外線を受けてしまうと肌が火傷状態になり、その数か月後に花弁状色素斑としてシミがあらわれるのです。

放っておけば自然と消えることがほとんどですが、あまりにシミが濃く消えない場合や目立つ場所にできてしまったときなどはルビーレーザーで除去することもできます。

ルビーレーザーでの治療が向いていないシミ

肝斑

肝斑とは、頬骨のラインに沿って左右対称にできるシミのことです。また、目尻の下あたりにも左右対称にできます。30歳~40歳代の人に多くできるシミです。

肝斑の原因は女性ホルモンの乱れとされています。ちょうど30~40代の女性は、妊娠をしたり経口避妊薬を使う機会が増えます。これによって女性ホルモンが乱れてしまい、肝斑が出来やすくなってしまうのです。

ホルモン分泌が原因でできる肝斑は、レーザー治療を使っても解消することはできません。むしろ逆効果を与え、逆に肝斑を濃くしてしまうのです。肝斑治療には飲んで服用するタイプの内服薬が理想的です。

色素の薄いシミ

メラニン色素に反応し、それを取り除くのがルビーレーザーの治療です。メラニン色素によってできるシミは、メラニンが多ければ濃く、少なければ薄く見えるのが通常。そのため、薄いシミはメラニンの濃度がとても低いということです。

メラニンの濃度が薄い部分にルビーレーザーを照射しても、あまり思ったような効果は見られません。むしろレーザー光がメラニンに上手く反応できず、シミがそんなに消えないケースも多々見られます。

薄いシミを治療したい場合、サロンやクリニックによってはレーザー治療よりも内服薬や外用薬を使うことをおすすめされるでしょう。

治療後の経過や注意点、ケアの方法

ルビーレーザーは治療後のケアも大切です。むしろケアの仕方によっては、思ったような効果が見られないことだってあるのです。

レーザー治療を受けるなら、術後の経過やケアについてもしっかりチェックしておきましょう。

シミが消えていく過程

ルビーレーザーをシミに照射すると、メラニン色素が破壊された部分が白くなって見えます。その後、1週間程度で治療した部分にかさぶたができます。メラニンを破壊した部分の皮膚が、新しく綺麗な状態で再生しているのです。

かさぶたが取れると、下からピンク色の新しい皮膚が出てきます。このピンク色の部分が少しずつ周囲の肌と馴染んでいき、元の自然な色に戻ります。このような経過でレーザー光はシミを除去していくのです。

治療からシミが消えるまでの期間

レーザー治療からシミが完全に消えるまでの期間は、3~6か月程度となります。

ルビーレーザーを照射してから10分程度はシミが白い状態になります。その後は白い部分が少しずつかさぶたになっていき、1週間ほどでそのかさぶたも剥がれます。新しい皮膚は、その後3~6か月ほどで自然な色に馴染んで行きます。

ルビーレーザーのダウンタイム

ダウンタイムとは、一度治療をした場所を再び治療するまでに必要な期間。一度のレーザー照射でシミが消えなかった場合は、再びその場所にレーザーを照射することになります。このとき、ダウンタイムを置かないと皮膚に負担をかけてしまうのです。

ルビーレーザー治療のダウンタイムはおよそ1週間から10日ほどとされています。大体治療後のかさぶたが剥げてから、といった感じですね。

必要なアフターケア

治療後のケアとしては、患部に紫外線をあてないようにすることが一番です。紫外線を浴びると、せっかく治療した部分に再びシミができやすくなってしまいます。

かさぶたが完全に剥げるまではメイクもしない方が良いでしょう。どうしてもメイクをする場合は、そっと刺激を与えないようにしてください。その際は、かさぶたの上からシールで保護することも可能です。

また、治療の際に外用薬を貰ったら、指示通りに欠かさず使いましょう。薬を塗らないと皮膚の再生力が落ちたり、刺激に弱くなったりして再び皮膚がダメージを受けてしまいます。

 
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