顔のシミを消すレーザー治療ガイド

悩ましい顔シミを取って明るい肌を取り戻そう!

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーとは、その名の通り炭酸ガスを使ったレーザーでシミを削り取る治療方法のことです。ガスの出力を少しずつ調整しながら、削りたい範囲や深さを調整していくのが特徴。

大きめの脂漏性角化症(イボ)やホクロを簡単に削ることができます。

炭酸ガスで患部を削り取るレーザー

炭酸ガスレーザーは、炭酸ガスを発振物質として使ったレーザー治療のことです。出力を調整してイボやホクロを削っていく炭酸ガスレーザーの特徴やメリットデメリット、注意点を紹介していきます。

炭酸ガスレーザーの特徴

シミ治療に使われる医療レーザーにもたくさんの種類がありますが、中でも炭酸ガスレーザーは様々なものを削ることができるレーザーです。

炭酸ガスを発振物質として使い、主に脂漏性角化症(イボ)やほくろの除去に使われています。

炭酸ガスレーザーは、出力を調節しながら何かを削る仕組み。削る形や深さは施術者の腕によって臨機応変に決めることができます。

他のレーザー治療とは違って、炭酸ガスレーザーは"目標の物を削り取る"ものです。メラニンにのみ反応して破壊する、というわけではないため、治療の際には麻酔をするのが一般的。身体の一部がレーザーで削り取られるわけですから、麻酔をしないと痛みを感じてしまいます。

そのため、炭酸ガスレーザーの治療によって生じる痛みは、基本的に麻酔時の注射のみだけです。

炭酸ガスレーザーでの治療が向いているシミ

脂漏性角化症

脂漏性角化症とは、いわゆる「イボ」のことです。大体30歳代や40歳代に出現し、年齢が増すごとにどんどん増えていきます。皮膚が老化していくにつれて現れる症状ですね。

褐色や黒色の脂漏性角化症は、紫外線を浴びることによって発生したメラニン色素が原因。紫外線を浴びることで皮膚の遺伝子に異常が起こり、メラニンが増殖してしまうのです。

脂漏性角化症は基底部から残らず除去してしまわないと、再発するおそれがあります。そこで炭酸ガスレーザーを使い、基底部からキレイに削り取ってしまうのが効率的。イボを削り取った後の部分んは、皮膚が再生するにつれて綺麗な元の色に戻っていきます。

母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうはん/ホクロ)

母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうはん)とは、いわゆるホクロ。メラニン色素が集まってできた良性の皮膚病変です。先天性のものや後天性のものもあるホクロですが、どちらも皮膚の中に埋もれるようにして存在しています。

ホクロは一部皮膚の中に埋まっていて、一部は外に飛び出しているような状態。炭酸ガスレーザーを使って削り取るのが効率的です。炭酸ガスレーザーを調節しながらホクロを削り取ると、ホクロのなくなった皮膚は一時的にへこみますが、やがて上皮化して周囲の皮膚と馴染むようになります。

特に皮膚の凹凸が激しい顔にできたホクロは、メスを入れるのが危険なため、炭酸ガスレーザーを使って安全に治療していきます。

炭酸ガスレーザーのデメリット

赤みが残りやすい

炭酸ガスレーザーでホクロやイボを削り取った後は、しばらく赤みが残ります(だいたい1~3ヶ月ほど)。

その間は患部が目立つこともあるため、専用のシールを張って保護するのが一般的です。炎症を抑えるため、メイクをする際にもシールの上からでないと行えません。

ダウンタイムが長い

治療後のダウンタイムが長いこともデメリットの一つです。皮膚の一部を削り取るわけですから、削り取った患部が再生してもとに戻るまでには、1~3ヶ月ほどの期間を要します。その間は炎症を起こすこともあるため、油断は禁物です。

患部を削り取るタイプの炭酸ガスレーザーでは、ウイルス性のイボは治療できません。ウイルス性のイボは皮膚の傷にうつる傾向があるため、炭酸ガスレーザーで削ってしまうと、削った傷口から周りにうつり広がってしまいます。

炭酸ガスレーザーは深く削りすぎると傷痕が残ることもあります。特に目立つ首のイボにはおすすめできません。

治療後の経過や注意点、ケアの方法

炭酸ガスレーザーでホクロやイボを削り取ったら、アフターケアも重要です。炭酸ガスレーザーの治療後のことについても、しっかりチェックしてくださいね。

シミが消えるまでの経過

炭酸ガスレーザーを使ってシミを削り取ると、一時的に皮膚が削れた状態になり、赤みが残ります。削り取ったシミの大きさや数にもよりますが、この赤みが消えるまでにだいたい1~3ヶ月ほどかかります。

赤みが消えていくにつれて、削られてへこんでいた部分の皮膚も上皮化していきます。上皮化した皮膚の色が周囲に馴染むことで、皮膚からシミが消えます。

赤みが無くなるまでの期間

炭酸ガスレーザーでできた赤みは、治療から1~3ヶ月ほどで消えていきます。治療後の皮膚の赤みやへこみは、皮膚が上皮化していくことで消えていくのです。

治療から2週間ほど経った後に、治療の様子を見るために再受診することもあります。

ダウンタイム

皮膚を削り取る炭酸ガスレーザーは、治療を後の患部がデリケートな状態になります。皮膚がへこんで赤くなっていますから、1~3ヶ月は余計な刺激を与えてはいけません。レーザー治療のような刺激はもちろん、紫外線にさらすこともNGです。

アフターケア

イボやホクロを削り取った後は、紫外線対策や保湿といったホームケアが必要になります。特に紫外線のような刺激が加わると、せっかく削り取ったシミが再発することもあります。

治療後は傷口を保護するためにシールを貼ります。赤みが消えたらこのシールをはがしても良いですが、それまではメイクもシールの上からすることになります。

炭酸ガスレーザーの治療による色素沈着を防ぐために、軟膏や内服薬を処方されることがあります。どちらも皮膚の再生力を促したり、メラニン色素の再発を防いだりするために必要なことです。治療の後で薬を処方された場合、医師の指示に従って必ず内服してください。

 
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