顔のシミを消すレーザー治療ガイド

悩ましい顔シミを取って明るい肌を取り戻そう!

シミ治療に使われている2種類の薬を解説

シミ 薬

シミ治療には、シミに有効な成分を配合した薬が用いられることがあります。なかでも代表的なものが「ハイドロキノン」と「トラネキサム酸」の2つです。

同じシミ治療という目的に使われる薬ですが、それぞれ作用も成分も異なっています。各成分の具体的な作用や、違いについて解説していきます。

メラニン細胞を減少させる働きがある「ハイドロキノン」

ハイドロキノンは、肌の美白やシミの治療によく使われる薬です。「還元作用」と呼ばれる作用があり、濃くなってしまったメラニン色素を薄く戻すよう働きかけてくれます。美容に使用されるようになる前は、写真の現像やゴムの漂白などにも使われてきました。

ハイドロキノンはシミの原因であるメラニンの生成を抑えて、新しいシミの発生を予防するのに役立ちます。また、それだけでなくメラニンを生成しているメラニン細胞そのものを減少させる働きがあると言われているのです。

美白作用は非常に強力ですがそのぶん肌への刺激も強く、配合濃度の高いクリームなどを使用すると使用箇所にピリピリとした刺激を感じることもあります。

メラニン生成を抑える作用のある「トラネキサム酸」

トラネキサム酸も肌の美白やシミの治療によく用いられる成分です。元から還元剤や漂白剤として使われていたハイドロキノンとは違い、トラネキサム酸は炎症を抑える「抗炎症剤」として開発された薬になります。

トラネキサム酸にもメラニンの生成を抑えて新しいシミの発生を防ぐ効果がありますが、それに加えて抗炎症作用があるのです。肌荒れの原因となる炎症を防ぐよう作用してくれるので、肌のターンオーバーを促して正常な肌を作るサポートをしてくれます。

また、普通のシミよりも「肝斑(かんぱん)」と呼ばれる頬の両側に広がって出現するタイプのシミに、とくに効果を発揮します。

2つの違いはメラニン細胞を減らす働きがあるかどうか

ハイドロキノンとトラネキサム酸の大きな違いは、メラニン細胞そのものを減少させるか、そうでないかという点です。ハイドロキノンにはメラニンを生成しているメラニン細胞そのものを減少させる働きがありますが、トラネキサム酸にはそのような作用はありません。

また、効果が高いシミの種類もそれぞれ異なります。ハイドロキノンはそばかすや加齢によるシミなど色素沈着全般に広く用いられますが、トラネキサム酸はとくに肝斑と呼ばれるシミに対して効果を発揮するものです。

肝斑はレーザー治療を行うと悪化することもあるので、トラネキサム酸を使用する治療方法が優先的にとられるケースが多いでしょう。場合によっては、ハイドロキノンを補助的に併用することもあるようです。

効果が出るまでの時間はどちらも1~2ヵ月

ハイドロキノンとトラネキサム酸は、どちらも1~2ヵ月は治療を継続しないと効果があらわれません。

治療中は毎日継続することと、紫外線対策をしっかりと行って新たなシミの発生を防ぐことが大切です。

 
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