顔のシミを消すレーザー治療ガイド

悩ましい顔シミを取って明るい肌を取り戻そう!

花弁状色素斑

このページでは、花弁状色素斑の特徴や原因、メカニズムなどについて詳しく解説しています。

有効な治療法であるレーザー治療や外用美白剤の紹介も。花弁状色素斑の予防法としてできることもまとめているので、ぜひチェックしてください。

花弁状色素斑とは

花弁状色素斑とは、肩から背中にかけてポツポツと広がるシミのことです。色白の人が海水浴で急に日焼けした後、日焼けの症状が落ち着くと確認できる場合があります。

シミの大きさは、数ミリ~1センチ程度。花びらや金平糖、カラスの足跡のような形をした茶色いシミです。

花弁状色素斑の特徴や症状

光線性花弁状色素斑は、部位や肌質によってできやすさが違います。

  • できやすい部位:両肩から背中にかけて
  • できやすい人:肌が白い、日常的に紫外線を浴びることが少ない、遺伝でそばかすができやすい
  • 色や形:濃淡のある茶褐色

紫外線を浴びる機会の多い顔の皮膚は紫外線に慣れているので、光線性花弁状色素斑ができにくいとされています。一方、肩や背中は衣類で紫外線から保護されている部位のため、非常に強い紫外線を浴びると皮膚が炎症を起こしてシミになってしまうのです。

花弁状色素斑の原因

原因は、強烈な紫外線を短時間浴びることです。強烈な紫外線とは、浴びた後ヤケドのように真っ赤になったり、水ぶくれができたりするほどの強いものを指します。海水浴や屋外プール、川遊びなどで肌を出すと、強烈な紫外線を浴びやすいので注意が必要です。

日焼け止めクリームで保護していた場合でも、汗や脂などで落ちる可能性がああります。塗り直しをしないのは、日焼け止めクリームを塗らないのと同じこと。早い人で紫外線を浴びた数ヶ月後には花弁状色素斑の症状が出ます。

花弁状色素斑のメカニズム

急激に日焼けをすると、肌がヒリヒリと痛くなって皮膚が赤くなる場合があります。強い紫外線を浴びたときに引き起こる症状です。このように過剰な紫外線を浴びると、皮膚の表皮細胞が傷ついてしまいます。その傷を回復するために表皮の下にある毛細血管が膨らみ、ヤケドしたときのような痛みや赤みが生じることに。日光を浴びてから半日ほどで赤くなり始め、24時間後くらいがピークです。発症してから3~4日後に赤みが引き始め、メラニンによる色素沈着が起こって花弁状色素斑が作られます。

花弁状色素斑のレーザー治療

花弁状色素斑に適応される治療法のひとつがレーザー治療です。治療に使われるレーザー機器にQスイッチレーザーがあります。ここでは、Qスイッチレーザーによる治療の特徴や効果などを紹介します。背中に花弁状色素斑が広がっているのをすぐに治したい方や、対策してもなかなか改善されない方におすすめできる治療法です。

Qスイッチレーザーによる治療

花弁状色素斑の治療には、Qスイッチレーザーが使用されます。「Qスイッチ」は、レーザー光をコントロールするシャッターのようなものです。肌の奥まで届く特殊なレーザー光を照射することによって、シミの原因となっているメラニン色素に働きかけます。

Qスイッチレーザーの種類

花弁状色素斑の治療は、ルビー・アレキサンドライト・YAGのどれでも治療は可能です。それぞれの治療の特徴や効果を見ていきましょう。

Qスイッチルビーレーザー

真皮層にまで届く周波を照射できるため、花弁状色素斑の改善が期待できます。基本的に1回レーザーを当てるだけで効果があるとされていますが、シミの濃さや大きさなどにより5回ほど照射が必要な場合も。費用はクリニックで異なりますが、範囲が小さいと1万円ほど。数回の施術が必要なときは2~5万円ほどかかります。

QスイッチYAGレーザー

532ナノメートルと1064ナノメートルという異なる2つの波長を持ち、症状によって使い分けることができるレーザー機器です。真皮周辺にある花弁状色素斑に対応することができます。

Qスイッチアレキサンドライトレーザー

755ナノメートルの波長を持つレーザーで脱毛によく使われますが、花弁状色素斑にも適用されるレーザー機器です。

Qスイッチレーザーの注意点

Qスイッチレーザーを用いた治療は、1回で効果が出るほど効果的と言われている治療です。効果が高い分、肌に強い負担もかかります。レーザー後のアフターケアをしっかり行うことが大事な治療法になります。

レーザーを当てた部分は、赤みやかさぶたになり色素沈着へ変化した後に、徐々に薄くなっていきます。期間はだいたい3ヶ月から半年ほどです。

レーザーを照射した後は、紫外線対策が必須。ただ、花弁状色素斑は、肩や背中に出ることが多く、顔や手足と比べると太陽に当たりにくいた部分なので、紫外線対策は比較的楽にすみます。ただ、ダウンタイムにある程度の期間はかかるということを頭に入れておきましょう。

Qスイッチレーザーによる花弁状色素斑の治療は、クリニックによって治療方法が違うことがあるため、副作用や術後の注意点などが異なることも。治療を受ける際には不安な点は医師に確かめておきましょう。

副作用

照射したシミの部分は軽度な火傷を負った状態になるため、とてもデリケートな状態です。QスイッチYAGレーザーを照射した後の肌の状態は、紫外線を浴びることは、強い刺激となるので色素沈着や肌トラブルを招く恐れがあります。

レーザーを照射した後に残ってしまった色素沈着が照射前の花弁状色素斑よりも大きく目立ってしまうケースもあるようです。

肌のターンオーバーにより自然と消えていくこともあるようですが、早く治したくてレーザー治療を受けたのに、キレイになるために時間がかかるかもしれません。濃くなってしまった色素沈着の治療のために新しく施術を受ける必要がある可能性もあります。

デメリット

レーザー治療を受けた際には、いつもよりもより一層の紫外線対策が必要となります。QスイッチYAGレーザーで部分のかさぶたと色素沈着が落ち着くまで最低でも約3ヶ月ほどは、徹底的に紫外線を避けるようにしなくてはいけません。

涼しい季節や寒い季節であれば服で隠したりすることもできますが、暑い季節だと紫外線も強く、皮膚が紫外線にさらされる機会も多くなってしまいがちです。

夏に施術した際は、外出時にQスイッチYAGレーザーを当てた部分が紫外線があたらないように気をつけましょう。このような点も踏まえ納得した上で、QスイッチYAGレーザーの照射をするか考えることが大切です。

レーザー以外の治療法

レーザー以外の治療法として外用美白剤があります。効果にはどういったものがあるか見ていきましょう。

外用美白剤

クリニックでは、ハイドロキノンやトレチノイン、トラネキサム酸といったメラニンの生成を抑制する外用美白剤を処方してくれます。

ハイドロキノンには、紫外線の刺激によるメラニン色素の酸化を還元して、シミの色を薄くする効果がありますよ。

トレチノインはビタミンA(レチノール)誘導体で、皮膚や粘膜を健康に保つのに役立ちます。

トラネキサム酸はアミノ酸の一種で、抗炎症効果や止血効果を持つ美白成分です。湿疹やじんましんなどの治療や出血を止める際に使われています。副作用は少ないですが、食欲不振や嘔吐、発疹などが出ることがあるので、医師にしっかり確認してから処方してもらいましょう。

花弁状色素斑の予防法

紫外線対策をしっかり行うことが大切です。素肌を日差しにさらす場合は、必ず日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めは、高額かどうかよりSPFやPAの数値が高いものを選びます。PA+++以上、SPF50以上の日焼け止めがおすすめです。

PAは、Protection Grade of UVA の略で、紫外線A波を防ぐ効果の数値を表します。紫外線A波( UVA )は、紫外線によっておこるシミやシワの原因とされているものです。

日本国内では表示法の改定により、SPF50+、PA++++が日焼け止めの最大値です。これらを目安に、日焼け止めの数値を選ぶといいでしょう。

汗や脂などで日焼け止めが落ちる場合もあるため、まめに塗り直しましょう。屋外で遊んでいると化粧直しは難しいかもしれませんが、シミができてからそれを取り除くのはとても難しいでしょう。

他に飲む日焼け止めサプリメントもあります。医薬品ではなくサプリメントなので、含有されている成分に対してアレルギーがなければ基本的に問題なく服用可能です。日頃からシミにならないよう、適切なスキンケアを行うことが大切だといえます。

 
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